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논문 기본 정보

자료유형
학술저널
저자정보
이현영 (건국대학교)
저널정보
한국외국어대학교 일본연구소 일본연구 일본연구 제99호
발행연도
2024.3
수록면
193 - 221 (29page)

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本稿は江戸時代出版された様々な記録と名所記を通じ、江戸隅田川に設置された千住大橋と両国橋、そして隅田川の支流でありながら江戸城の堀から流れ出た日本橋川に設置された日本橋に関する橋の歴史と由緒、橋の役割と橋の設置による周辺環境の変化、そして市民の生活の変化と橋空間の持つ意味について検討した。江戸での「橋」という構造物とその場所は伝統的な名所ではないが、橋の設置と再建過程を通じて都市発展の歴史を認識することができ、人々の移動や物資の移動に便利な構造物であるだけでなく、空間としても重要な意味を持つことを明確することができた。さらに、橋は江戸に居住する人だけでなく行き来する多くの人々の生活に影響を与え、時にはその場で娯楽と遊興を楽しみ、生活のエネルギーを充電できる行楽の場所として位置づけるのである。 まず、千住大橋の場合は徳川家康江戸入城から4年後の1594年に完成し、奥州街道に軍勢を移動させるのに不可欠な構造物であったが、 江戸名所図会 では荒川の下流で隅田川の上流に設置された橋という立地的長所を活用して、新都市江戸建設に必要な木材の集産地の役割を果たし、 東都歳事記 では橋の設置後、橋両岸の村人は綱引きという年中行事を通じて疎通の場としての役割も兼ねる。次に、日本橋は、江戸から地方へ移動する街道の起点である一里塚の始発点であり、橋の下には魚市場が形成され、周辺地域からの新鮮な魚を江戸の隅々まで流通させる拠点となる。さらに1800年半ばには魚市場だけでなく、日常の様々な物を扱う場所に変貌し、江戸人の食生活と日常に大きな変化をもたらす空間として、日常の現場が名所として発展していく。最後に1657年に明暦の大火以後、設置された両国橋は、江戸を代表する納涼と船遊びの場で、1800年半ばまで名所記にもれなく登場する。両国橋は単なる移動のための構造物ではなく、橋の上下空間は船遊びや花火を楽しむ行楽の空間として発展し、大都市の江戸の名所として位置づける。

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