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논문 기본 정보

자료유형
학술저널
저자정보
나승회 (부산대학교) 김임숙 (부산대학교)
저널정보
대한일어일문학회 일어일문학 日語日文學 第46輯
발행연도
2010.5
수록면
175 - 190 (16page)

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『痴人の愛』と『赤い屋根』の女主人公?ナオミ、繭子をめぐって、大正の大震災後〈大正デモクラシ?〉の風潮とともに現れてくる、いわゆる「モダンガ?ル」と見る意見が多いが、それは彼女たちの容貌や服?、趣味、?愛など、人物造形における特長が、西洋的な生活スタイルを追求する「モダンガ?ル」の典型として?時の?者から受け止められていたからであろう。その上、年の差のある男の援助で生活しながら外の男性との浮?をも?しむ彼女たちの自由奔放な生き方は、「ナオミズム」という流行語を生み出し、「ラブ?イズ?ベスト」の?愛論が一般に?がっていた1920年代における〈ナオミ〉的な女性像を?調している。しかし、『痴人の愛』と『赤い屋根』の根幹をなしている風俗描?や性愛の構?を取り?ってみると、時代の風潮に?って新しい文物を受容し、それを享受するだけの自主性を持って社?的に上昇しようとする「新しい女」像が?んでいる。一見、ナオミと繭子の「モダンガ?ル」、〈ナオミズムの女〉ぶりが自らの自?や努力によるものではなく、男性に引き取られ、受動的に?育された結果のように見えるが、大正を背景にしたナオミの力動的な半生や自分の立場を省みる繭子の心理に焦点を?ててみると、「モダンガ?ル」としての生活や〈ナオミズムの女〉としての男女?係は、1920年代の大正を反映した彼女たちの世に向かう主?的な姿勢だったことが明らかになる。

목차

〈要旨〉
1. はじめに
2.「モダンガ?ル」と「ナオミズム」
3. 1920年代を代表する女性像
4.〈ナオミ〉の生き方と〈繭子〉の自意識
5. おわりに ─ 明治型の男子と大正型の女子
?考文?

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