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학술저널
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저널정보
단국대학교 일본연구소 日本學硏究 日本學硏究 제22권
발행연도
2007.1
수록면
287 - 317 (31page)

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「鼻」は主人公の「內供」と呼ばれる僧の、その時その時の心理の変化が鮮やかに描かれていることは誰しも認めるところだろう。とすれば、「鼻」を論じるに際してもっとも中心的な課題は、長大な鼻が人並みになった內供が、それにもかかわらず、なぜひき續いて世間の人々から笑われねばならなかったのかという問題に解釋をあたえることにある。なぜなら、そのプロットに自我―現在からすると自己の主体性といってもよいが―と身体性の問題が集約されており、この作品の解明にとって必要なことにちがいないからである。そこで本稿でも、最終的にはその問題に至ることを目標にするが、そのために內供と周囲の人達との關係を具体的に見直すことから始めることにしたい。<見直し>とはなにか。それは本稿に一貫する課題、すなわち完結的構造を有する物語では世界と人間の相關に意味(主題)があるとするところから、暗黙のうちに現實世界と地續きの世界觀を背景にして人間のエゴイズムの葛藤を論述することはできないという仮說にもとづくからである。 鼻がたしかに短く人並みになったことを確認しているこの內供の姿は一つのドラマの完結を示すものであるとともに、新たなドラマの開始を告げるものとして描かれている。すなわち、鼻が人並みになった內供がさらに笑われるというドラマである。鼻を短くして、普通の人間にという理想は實現されたにしても、理想自体すでに戱畵化されている。內供と、すでに物化された鼻とはそのアイデンティティを交換していることはすでに繰り返し指摘しておいた。これは轉倒した世界である。鼻を一個の獨立した生き物のように見立ててその支配を企てる內供の偏執がアイロニカルな滑稽さを生じさせるのである。その長い鼻に象徵される肥大化した內供の<自我>、というよりも自尊心は、これも繰り返し强調してきたように、鼻を媒介にして他者とのかかわりにおける自己確認をひたすら意識し、また自らの姿や生きざまを他人によって見られている鼻に合わせることに終始している。そのような<自我>の轉倒によってかえって眞の<自我>を喪失してしまった。こうしたアイロニーを形成しながらも、結末では劇的な反轉を試みて始發の狀態に戻ったということがかえって風刺的効果を高めている。 重く深刻な主題にセクシュアリティのメタファーがつきまとうところに「鼻」の主題創出のアンバランスが認められる。作者芥川の<物語の方法>は、一方で物語伝統のきわめて大きな要素である<笑い>の遊びを継受しながらも、いま一方で、近代の知識人の深刻な問題を物語の內部、というよりも鼻のさまざまな表象に組み込まないではいられない焦燥があった。物語伝統と<知>の近代とがせめぎ合うところに「鼻」という作品(テクスト)の位相があった。

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