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논문 기본 정보

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저널정보
동서대학교 일본연구센터 차세대 인문사회연구 차세대 인문사회연구 제2호
발행연도
2006.1
수록면
289 - 310 (22page)

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沖縄の祭りにはしばしは‘ミルクが現れる。ミルクはふくよかな笑顔の仮面の神て\クゃンノマイをゆっくり と振りながらお供を連れて行列をする。村祭りの舞台で舞うミルクもいる。ミルクは弥勤であり、その 姿は布袋を模しているといわれている。しかし、ミルクは仏教の弥勤信仰の弥勤仏ではなく、東アジ アのさまざまな民俗信仰としてのミロク信仰と芸能文化の所産である。 ミlレクが現れるのは主に沖縄諸島(主に沖純本島中南部)と八重山諸島である。ミルクについ ての古い記録は、一六二三年に完成した『おもろさうし巻七』に記されている歌である。このオモロ から十七世紀にはミルクが首里で信仰されていたことがわかる。 きんしかんいえ~Jヲ〈んに%に~~ また、「三司官伊江朝睦日日記」には一八一六年に行われた首里赤回のミルク行列の記録 がある。この首里赤田のミルク行列は中国色の強い行事であり、現在て。も住民の無病患、災を願っ て行なわれている。 ゆ一 八重山諸島では、ミルクは“海の彼方の楽土から世(豊鏡)を運んでくる五穀豊穣の神"と考え られていて、その信仰は篤い。八重山各地の主要な祭りには必ずミルクが現れ、各島の人々は 「うちのミルクが一番き一」と我がシ?のミルク自慢をする。ミルクの姿が現れると、今ても老人たち は顔を輝かせる。 本論では、仮面神であるミルクが、どのようにして<世(豊鏡)を与えるミルク>、人々の心をと らえる<ミ/レク方品し志>1)として成立したのか、筆者のおこなったミルクの現れる祭りの調査を中心に 考察した。

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