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논문 기본 정보

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학술저널
저자정보
저널정보
한국일본문화학회 일본문화학보 日本文化學報 第 17執
발행연도
2003.5
수록면
55 - 75 (21page)

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本稿では『高葉集』に見える夢の歌98首を考察した。夢の歌は、亡き天智天皇が後宮の女の夢に現れた挽歌を嚆矢として、その後、愛を素材とした相聞において多く詠まれていった。樣樣な障壁によって實際に逢うことの?わない戀人たちは夢の中での逢?を願ったわけであるが、それは夢を見ることは何物からも妨害されず、しかも夢の逢?は現の逢?と同じ位の滿足感を與えたからである。夢は一種の遊離魂現象であると言えるが、體から遊離した相手の魂が自分の夢の中に現れる場合と、體から遊離した自分の魂が相手を訪ねてゆく場合との、二つのパタ?ンがあった。
當時の人人は單に夢を見ることを?望しただけではなく、夢を見るために積極的に行動した。それは神に祈願したり、呪術的な習俗を利用したりする行爲で、前者には「うけひ」(神に祈願する儀式)と「手向」(神に供物を捧げて祈願する儀式)があった。後者には「袖反」(袖を裏返して?る行爲)と「下紐解く」(下紐を解いて?る行爲)、「枕片去る」(枕の片側を空けて?る行爲)などがあった。夢は一種の遊離魂現象であったので、これらは相手の魂を自分の夢の中に引き?む呪術であり、そのようにして得られた夢は『古事記』や『日本書紀』に見られる夢のように、神聖な夢であると言えよう。また當時の人人は何か?容のある夢を見た場合、「夢解き」を通じて自分の運命を豫知しようとしたのであるが、『寓葉集』では何れも夢を見た本人が夢解きを行っている。
いくら滿足感を得られたとしても、夢は結局のところ夢に過ぎず、夢の逢?後に眠りから覺めれば、反って寂しさが增すばかりであった。呪術を通じて夢を求めた家持でさえも夢の逢?だけでは滿足できなかったようで、その寂しさを歌に詠んでいる。また夢は比喩表現や副詞としても詠まれているが、それらは夢のはかなさに基づいた表現であると言えよう。

목차

1. はじめに
2. 魂の逢い
3. 夢の呪術
4. はかなき夢
5. おわりに
【參考文獻】
付祿【夢の用例一覽】
要旨

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