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자료유형
학술저널
저자정보
하시타니모에카 (고려대학교)
저널정보
한국일본어교육학회 日本語敎育 日本語敎育 제98호
발행연도
2021.12
수록면
263 - 282 (24page)
DOI
10.26591/jpedu.2021..98.017

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本研究では、#MeToo運動に対する社会における日韓の反応の違いから出発し、日韓のジェンダ─・イデオロギーがどのように正当化されているのかを分析した。その結果、日韓ともに道徳化ストラテジーと標準化ストラテジーの使用割合が全体的に高く、日本よりも韓国において道徳化ストラテジーが多く使用されており、日本は皮肉や願望、韓国は皮肉の他に恐怖によってイデオロギーが道徳化されていた。また、標準化ストラテジーの場合、日本は集団の一括化、被害者の主観化や疑問視、陰謀論の引用などが見られたが、韓国は嘘の性暴力被害の告発の事例の引用が顕著に見られたが、#MeToo自体を引用することで運動の本質に疑問を呈する点は日韓で共通していた。さらに、合理化ストラテジーでは、日本は目的への言及、韓国は将来的な効果への言及によってイデオロギーが合理化されている傾向が見られた。しかし、権威化ストラテジーは韓国においてのみ特徴が見られ、法律によってイデオロギーが権威化されていた。そして、フェミニストを一つの集団と見なすことや、社会における男女平等や女性への優遇があるという認識は少数ではあったが、日韓で共通していた。一方、相違点として、日本は、性暴力被害の告発者が疑わしいという前提が顕著であり、その中でも陰謀論は政治やナショナリズムと関連づけられていた。さらに、被害者の行動や心理の主観化や性暴力への切望というレイプ神話の受容による影響が特徴的であった。また、韓国は、いくつかの嘘の性暴力被害の告発の事例によって、告発者が嘘をついているという前提が目立っており、それによる恐怖心から社会における悪影響や法律の強化が特徴として明らかになった。

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