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本硏究は、中國の大學における日本語を專攻とする學習者を對象に、演劇的活動を通して抱く第二言語不安の化を調査したものである。 Horwitzet al. （1986）は、外國語習において「不安」は口頭コミュニケ一ション能力の習得を阻害し、それは特に敎室活動における外國語學習に特有な「外國語不安」であるとする。更に日本語敎育の分野では、元田（2000）が第二言語としての日本語環境を外國語としてのそれと區別して捉え、前者における言語不安を第二言語不安と呼んだ。元田はそれを、第二言語の學習や使用、習得に特定的に關わる不安や心配と、それによって引き起こされる緊張や焦り（元田2000: 34） と位置づけている。これまでの多くの實?的硏究により、不安が言語學習得や習の?續に負の影響をえることが明らかにされているが、具體的な第二言語不安の?化を測定する硏究は限られている。そこで本硏究では、演劇的活動を通して學習者の不安?化に焦点を?て、演劇的活動が第二言語不安の緩和に?果があるのかを明らかにすることを目的とする。調査では、まず中國にある大學の日本語專攻に在籍する學習者27名（3年生）を實驗群13名と統制群14名に分けて事前質問紙調査（敎室內不安調査と敎室外不安調査）を行った。次に實驗群13名の學生を對象として、ドラマ再現演劇の活動を行った。活動で使用したのは2000年TBSで制作された『Beautiful Life ~ふたりでいた日~（ビュ―ティフルライフ）』である。13名の被驗者を４グル―プに分け、4つのシ―ンを再現される練習をさせた。活動の時間は10回×2時間であった。最後は實驗群と統制群と合わせて27名の學習者に事前質問紙と同じアンケト調査を行った。質問紙は敎室不安調査（23項目）と敎室外不安（18項目）から構成している。分析はｔ檢定を用いた。調査の結果、以下のことが明らかになった。演劇的活動に參加した學習者は統制群の學習者と比べ、敎室內不安數値と敎室外不安數値が兩方とも有意に減少することがわかった。不安が緩和した理由として考えられるのは、リラックスできる環境づくりによる不安緩和、目標言語との接?度、量、頻度の增加による不安緩和、グル―プダイナミックス（集力）の力による不安緩和。以上の調査から、演劇的活動の有?性が數値で?明できたと言えよう。しかしながら、それ以外の演劇的手法、例えば、ロルプレイ、インプロ（卽興演劇）でも同じ?果が得られるのかについては檢?できていない。これらの檢?も含め、今後は引き續き、演劇的活動を利用する敎育實踐について、硏究を進めていきたい。
목차
1. はじめに
2. 先行硏究
3. 調査槪要
4. 結果と考察
5. おわりに
?考文?
參考資料
要旨
참고문헌 (0)
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